まじみっちゃんの少しためになる話

戦争が終わったとき

約４００万人の日本人が
占領した日本国外に、住んでいました。


それほど多くの日本人が帰国するわけですが
当時の言葉で、それを「引き揚げ」といいました。


南朝鮮、今の韓国のことですね
７０万人が、終戦２ヶ月後の１０月に引き揚げ

中華民国、中国ですね
５０万人が、終戦３ヶ月後の１１月に引き揚げ

台湾からは、３５万人が、翌年の３月に引き揚げました。

１５５万人が生活していた満州
翌年の５月に、引き上げましたが

南朝鮮、中華民国、台湾を合わせると、計３１０万人になります。


問題は、日本政府の手が回らず
そのまま北朝鮮に居住していた２０万人以上の日本人です。

１年４ヶ月の長期に渡り、極寒の北朝鮮に、捨て置かれたのです。

結果、北朝鮮を脱出できず
３５０００人が、飢えもあり、冬を越すことが出来ず、死亡したそうです。

北朝鮮人からの報復に怯えながらの１年４ヶ月、どんな生活だったのでしょうか？



昔の日本人が、どのようにして
今の日本を作り上げてきたのか

現代に生きる日本人は
その当時の日本人のご苦労を、知るべきだと思いますので、次回もこの続きを書きます。