2014年07月06日

成長には常に痛みが伴います

1960年代
日本は、まさに高度成長時代でした。

数年前までの中国みたいな
驚異的な成長率を記録していた時代です。

しかし同時に公害に苦しめられ
多くの人が、亡くなった時代でもあります。


「熊本水俣病」、「新潟水俣病」

いづれも排水にふくまれる
「有機水銀が原因」の、実に悲惨な奇病でした。


「富山イタイイタイ病」

鉱山から流出した「カドニュウムが原因」の
これまた、人間を死の淵に落とし込む奇病でした。


そして「四日市ぜんそく」

コンビナートから
流出した「イオン酸化物が原因」の残酷な病でした。


多くの学者が
これらの原因究明に、勤しみ

結果、日本国から
ここまで悲惨な公害は、無くなりましたが

今まさに
中国では、日本の比ではない公害が、多数起きています。


排水に含まれる有機毒により
100近い村が、ガン村と呼ばれています。

中国は、今も一歩一歩
難病超大国への道を、歩んでいますが

その対策費は、軍事費の150分の1

国内の治安維持費の、200分の1以下ですので
中国は間違いなく、ダントツの世界一、人命が安い国ですね。


こんな国相手に、商いをしている各国
その姿勢が、誤りだったことに、一体いつ、気づくのでしょうか?





Posted by まじみっちゃん at 06:00