2015年08月29日

これが躍進の理由ですが・・・

フィリピンの
中古家電販売店をのぞくと

先ずは、テレビは
そのほとんどが、日本のメーカーです。

新品の販売店では
目立つ場所には、常にサムスンが・・・

日本のソニー
パナソニック他のテレビは

少し奥まった
見えずらい場所にあるというのが普通です。


中古市場では
サムスン他の韓国製は、人気ありません。

不思議に思い
店の人に聞いてみると

韓国製の中古テレビは、壊れやすいからだそうです。


それに対し、日本製の中古テレビは
大袈裟に言うと、永遠に壊れないから

だから中古に関しては
自動車も、もちろんそうですが

日本製に対する信頼は、韓国とは、比べ物にならないそうです。


ところが、新品に関しては
特に10年以上前は、円高、ウオン安でしたので

値段の安さと、デザインの良さで、サムスンの方がよく売れたのです。


日本製に勝利するために

サムスンは
価格とデザインを売りにして

さらに営業力・・・
販売店に、何台以上販売してくれたら、これだけボーナスを渡す

そんな現生作戦の前に、日本製は、韓国製にとことん苦しめられました。


機械の中身は
日本メーカーから引き抜いた社員を中心にして

改善に次ぐ改善を行ない
日本製と大差ないレベルまで引き揚げてきましたが

日本がこだわる耐久性に関しては、それなりでいい
それが韓国企業の考え方ですので、中古市場では、人気がないようです。


で、今やサムスンの稼ぎ頭は
なんと言っても、スマートフォン

もうここまで書けば、皆さん、お分かりですよね

スマートフォンは
ほとんどの人が、2年で機種変更しますので

耐久性を気にしない韓国製には、最高においしい市場なのです。

それに対し

日本製は、そのメンツ、信用にかけて
不必要なまでに、長期間壊れないように、高品質を意維持し続けているのです。

ですから、同じ機能
同レベルのデザインであっても

日本製は、時間と経費が掛かっていますので・・・


それでもなお、日本企業は
こだわりを捨てずに、違いを鮮明に出そうとしています。

その結果、シャープから、また再び多くの優秀な日本の技術者が、韓国、中国に渡ります。





Posted by まじみっちゃん at 09:00