2022年08月23日

不合格なら遺伝のせいにせよ

若い頃
よく耳にした言葉ですが

どのような困難も

本人の努力や親の愛情

周囲の善意で乗り越えていける

って

どう考えても絶対に嘘ですよね。

目標にしていた大学に
合格出来なかった場合

努力が足らなかったと

言われるのが世の常ですが

これぞまさしく残酷物語

私はずっとそう思っていました。

どんなに努力しても
どうにもならない事

絶対にあるのに

努力が足らないと
実に簡単にそう言われるのです。

平均身長の人に

努力して

平均より10センチ
高くなりなさいとは

誰も言わないのに

頭脳に関しては言われる

こんな矛盾絶対にないですよね。


統合失調症の遺伝率は82%

躁鬱病は83%

自閉症は
男児は82%、女児は87%

多動性障害は80%だそうです。

身長や体重より

心の病は

高い確率で遺伝するのですよね。

これが一般には
知られていないから

差別的な目で

見られたりすると思いますが

この種の病は

ずっと以前からあったのに

認知されていなかったのですね。

そして一般知能(IQ)の
遺伝率は77%ですから

「やれば出来る」って

これ程残酷な言葉ないですよね。

頭がもうひとつなのは

77%が遺伝

残りの23%が本人の努力

ですから気楽に
やるだけやって

ダメなら

遺伝のせいにすれば良いのです。

私も71歳ながら

資格試験に挑む決心しましたが

もし不合格なら遺伝のせいです。(笑)




Posted by まじみっちゃん at 16:20