2023年12月02日

オタクサをご存知でしょうか

長崎市の丸山遊郭

そこの女性に目を奪われ

一目惚れしたのが

あの有名なシーボルトですが

その女性の名前が

楠本タキ

シーボルトが来日したのは

1823年

その後間もなくそのタキと

知り合い

17歳の美人タキと結婚しました。

長崎のある歴史書には

楠本タキは

史跡料亭花月お抱えの遊女だと

書いてありましたが

遊女だけが
出島内に出入り可能なため

あえて遊女と名乗らせたと

書いてある歴史書もありますので

どちらの説が正しいか不明ですね。

直ぐに一人娘のイネが誕生

後にイネは

日本初の女医になりましたが

その墓は長崎の晧台寺にあります。

医師であり
植物学者であったシーボルトは

日本の植物に

特に興味を示しましたが

一番好きな花は

ダントツに紫陽花だったそうです。

シーボルト事件で

国外追放になりましたが

帰国後

直ぐ「日本植物誌」刊行しました。

紫陽花を

ハイドランジア・オタクサと命名

愛する妻を

オタキさんと発音出来ず

「オタクサ」と呼んでいたため

一番好きなアジサイに
「オタクサ」と名付け

アジサイは市の花になっています。

オタクサは

今はお土産品としても大人気

もちろん長崎空港で購入可能です。

朝ドラで有名になった
植物学者の牧野博士は

何故か南方熊楠に関しては

良い印象なかったみたいですが

シーボルトの日本植物誌は

かなり参考にしていたようですね。

楠本家は

現在に至るまで

代々医者

シーボルトの血が

ずっと受け継がれているのですね。



Posted by まじみっちゃん at 20:40