まじみっちゃんの少しためになる話

シーボルト門下生の

二宮敬作

あの有名な

シーボルト事件で

謹慎させられていましたが

それがとけて

楠本母娘を長崎に訪ねました。

シーボルトの妻お滝と

その娘イネ

しかし二宮が訪ねた時には

お滝は既に再婚していました。

二宮が娘のイネを預かり

宇和島へ

そこで医学の基礎を学び

岡山へ

そこで

合の子と

多くの人に

蔑まれてイジメられましたね。

今なら

背が高く脚が長く

ハーフの美人ですから

眺望の的になると思いますが

時代が時代ですから最悪です。

女のくせに医師になるなんて

生意気なヤツと

誰も相手してくれなかった時

イネを

門下生にしてくれたのが

医師の石井宗謙

一度外国人を抱いてみたいと

イネはレイプされ

子供宿しましたが耐えました。


１８５３年

産まれてきた子供と一緒に

長崎に戻り

そこに訪ねてきた
二宮と大村益次郎

再びイネを

宇和島に連れて行きましたね。


１８５９年

シーボルトが再来日

その父であるシーボルトから

西洋医学を学び

適適塾出身の

福沢諭吉の勧めで

東京で開院開業し

明治天皇の

長女を無事に取り上げました。


女だてらに

女のくせに

この合の子女がと

罵られながら

ハンデを乗り越えた楠本イネ

日本初の女医ですが

明治に入ると

萩野吟子他

多数の女医が誕生しましたね。


楠本イネの墓に

数年前

手を合わせに行きましたが

その墓は

長崎市の晧台寺にありますよ。