2013年10月17日

前例がないからダメに対し

私が33歳の頃の話ですので
もうかれこれ、30年近く前の話です。

ホテルの販売促進課で
企画と、営業担当として

怖いもの知らずで、仕事してた時ですが
絶対の、自信がある企画案にも関わらず

どうしても、その企画案に対し、承認いただけなかったのです。

なぜダメなのですか?と
食い下がる私に、「前例がないから」という、最悪の返答が・・・

それに対し、若かった私は
「前例がないからこそ、やるんです」と
テレビドラマみたいな発言で、必死で応酬したのですが

結局は、上司の壁が厚く
無念の涙を飲んだのですが・・・その数日後

「どうしても諦めきれません
未練がましいですが、今回だけは、私のワガママをきいて下さい」

そう言って、必死に何回も頭を下げて、謙虚にお願いをしました。

すると「わかった、やってみろ」と、承認していただき・・・

その時に悟ったことは

上司の意見を否定するやり方では
どんなに自信があろうが、その企画は通らない、ということです。


その後、ホテル運営を任されるようになり
そこそこの人数の部下を、持つようになった時に

今度は、逆の立場の経験を、何回となくするようになりましたが

私が、最後の最後まで好きになれなかったのが
部下の「責任とります」という、根拠がない、格好つけた発言でした。

その言葉を言われると
時として、私は「どう責任とるんだ!」と詰問し・・・


半沢直樹の、ドラマ見ながら
そんな30年ほど前のことを、しみじみ思い出したりしてましたが

サラリーマンの皆さん
半沢直樹の真似をしたら、逆に倍返しの憂き目に・・・止めた方がいいですよ。



Posted by まじみっちゃん at 16:10