2013年11月16日

矛盾だらけの支援システム

発展途上国にありがちなことですが

国際社会が、必死に支援しても
本当に困ってる人々には、どうしても行き渡らない

残念ながら
あまりによく耳にする、実に不愉快な話です。

私はアグネスチャンの
母国・中国ではなく、日本での
度が過ぎた熱心な募金活動に、疑問を感じてますので

そのユニセフに対し
全幅の信頼を寄せることができないのですが


数年前、ユニセフが集めた、世界各国からの古着

カンボジアの貧しい人々のために
善意で寄付されてたはずのモノが

国境を越えて
隣国タイのバンコクの、サンデーマーケットで
その古着が、信じられないほど安価で売られてました。

結局、古着を必要としてた貧しいカンボジアの人々には
何一つ、渡すことができませんでしたが
これに対しても、ユニセフは、誰一人責任をとっていません。


ゆえに、今回も
フィリピン、土地の権力者が、親族に渡すことを優先したり

下手すると、いや当然のごとく
権力者が、先にネコババしてしまうことも、十分に考えられます。


大災害があると
発展途上国では、裕福な土地の権力者が、尚更金持ちになり

貧しい人たちは
悲しいかな、なおさら貧しくなるという、情けない現実があります。


「衣食足りて、初めて礼節を知る」

人間、飲食ができなければ、略奪は当たり前

それをしなくて、餓死する
そんな清貧で立派な人間になりなさいと、誰が言えるのでしょうか?

真に悪いのは、地球温暖化を引き起こし
豊かさを享受してる先進国の人々なのに

餓死するのを、免れるために
食べ物と水を、略奪した人々が裁かれ、もし有罪になるのならば

これほど酷い人権蹂躙はないと
私は心の底から思うのですが、皆さまは、どう思われますでしょうか?



Posted by まじみっちゃん at 19:05