まじみっちゃんの少しためになる話

聖徳太子の憲法１７条

ほとんどの教科書で

割愛されているラストの第１７条

その内容ですが

重大事は一人で決めてはならない

一人の価値観を
全ての人に押し付けてはならない

必ず多くの人々と論議すべきである

人間にとって「和」「協調性」を

保つのは

仏教の教えや
天皇の命令よりも重要であるが

公人だけは

先ず天皇の命令を重視すべきである

以上ですが

聖徳太子が

ここまで美しく
かつ強気に出れたのは

聖徳太子が
用明天皇の

息子だったからと思いますが

今の時代にも通じる

惚れ惚れする様なマジ内容ですよね。

明治政府の

五ヵ条の御誓文は

聖徳太子の憲法１７条を

参考にしているのは

間違いないと思う程似通っています。

小栗旬が大河ドラマで演じる

北条義時も
執権になり

お触れ書きを出しますが

それも聖徳太子の

憲法１７条の影響を受けていますね。

聖徳太子の偉大さに

恐れおののくまじみっちゃんでした。
  

私は歴史大好き人間ですから

歴史の教科書良く読みますが

聖徳太子の憲法１７条

ほとんどの歴史教科書

なぜか第３条までしか引用していません。

しかも条文を
途中で割愛し

お決まりの、以下略

マジに一部抜粋としか書いてありません。

第一条の

略されている後半部分に

何が書いてあるのかと調べてみると

「人間にはさまざまな欠点があり

どうしても争いを起こす様になる

だからこそ頻繁に話し合いすべき

合意するまでお互いが譲歩し合い

その合意内容に全員が従うべき」

と感動する様な文章が書いてありました。

正しいのは話し合った結果だと

素晴らしい事が書いてあるのに

この文章を

以下略にしてしまう

そんな出版本を

教科書として認可する
肩書きが立派な識者は

根本的に

教科書に対する考え方を改めるべきです。

歴史教育は

マジ年号を暗記させるにあらず、です。

年号よりも

歴史の流れを

把握する方が絶対に大切だと思います。

その上で

上記のような

永遠に伝え続けていきたい事を

きちんと掲載して欲しいと思いますね。