まじみっちゃんの少しためになる話

戦時中のことを
よく知らない人でも

「東條英機」という名前は
聞いたことがあると思いますが・・・


多くの日本人が

終戦の８月１５日を迎えたとき
日本はまだそのまま東條内閣だった

日本人の半分以上は、そのように誤解していると思います。


東條内閣は
１９４１年から１９４４年７月２２日まで

ですから、終戦の１年以上前に東條内閣は、総辞職しています。


東條内閣の次は小磯内閣

しかし１年ももたず
鈴木貫太郎内閣の時に終戦を迎えました。


東條内閣の時の
運輸通信大臣は

東京急行電鉄、東急ですね
そこの社長だった、五島慶太という人物です。

五島という名前をもじって
強盗慶太と言われるような

それはそれは、もの凄い迫力の猛者中の猛者だったと聞いています。


その五島慶太大臣に
勝るとも劣らないほどの信念の男

それが、現総理大臣の安倍さんの祖父・岸信介です。

商工大臣だった岸信介は

泣く子も黙る軍のトップも兼任していた東條英機に
全く臆することなく、真正面から意見を述べていましたので

東條に煙たがられ
当時としては異例みたいですが、軍需次官に格下げされています。


サイパン陥落により
アメリカによる本土爆撃が容易になったことから

岸は、私は軍需次官としての責任を全うできない
もはや戦争継続は不可能、直ぐに講和すべき、と、東條に進言しました。


それに対し東條は
ならば辞任せよ、と、その要求を拒否したことで

閣内不一致状態となり、７月１８日、東條内閣は総辞職したのです。


後に総理大臣になった岸信介

Ａ級戦犯として裁きを受けましたが
それを乗り越え、現在の日米関係の礎を築いた岸信介は

歴代の内閣総理大臣の中でも、卓越した交渉能力の持ち主だったと思います。


  

本日は、終戦記念日

正確には、敗戦の日ですが・・・


無謀な戦争による死者は
日本人だけでも、３１０万人

アジアでは、２０００万人以上


それだけ多くの人が
無残に亡くなった戦争

言うなれば
日本はその戦いの主役だったのですから

戦争の記憶の継承は
何よりも大切なことだと

心の底から思いますが

戦後生まれの日本人が人口の８割を占め

戦争をじかに知る人は、全員が高齢者になりました。


未来に、同じ過ちを犯さないために

戦争とは
「人間が人間でなくなること」であることを

後世に向け
あらゆる手段で、キチンと知らせ続けなくては、なりません。


私が後世の人達に一番託したいこと

それは

多くの日本人が
天皇陛下万歳！と言って

お国のために、一つしかない命を捧げたのです。


にも関わらず

Ａ級戦犯が合祀された１９７８年以降

その天皇陛下が
戦死した多くの人の

魂が眠る靖国神社に、一度たりともお参りできていないのです。


国民と政治の後押しが無ければ

天皇陛下にご拝礼いただくことは、できませんが

今の若者は、興味がない以前に、このことを知らないと思うのです。


メディアが、右とか、左に寄る以前に
国民の手で、解決しなくてはならない課題を常に列記し

積極的に取り上げなくては、解決の糸口も掴めずに、時は過ぎてしまいます。


  

ある若者に

広島、長崎の語り部は
悲惨さ自慢しているみたい

昔、そんなことを言われ
私の心は、何ともいえないくらい・・・


戦後生まれの私は

戦争したことによる
罪の意識は、全くありません。

だって私は
諸外国の方に

何一つ悪いことしていないのですから。


しかし戦後生まれの私たちは

あの当時何が起きていたのかを知り

未来に二度と
同じことが起きないように、努力する必要があります。


戦後７０年が経過した今

謝れ！謝れ！と言われても
それに対しては、違和感と不快感しかありませんが

謝罪の強制
「謝れ！」は、再びの争いの「種火」そのものだと、思うのです。


しかしながら
知らないということは

相手に対する侮辱相当ですので・・・


終戦の日すら知らない日本人が・・・

これでは、何もいう資格は、ありませんが
だからといって、必要以上に自虐的になる必要は、ありません。


ユダヤ人というだけの理由で
自国民も含め、６００万人も殺害したナチスドイツ

そんな精神に異常をきたした人種と
日本人は一緒にされたくありませんが

だからこそ、今の若い人達に
戦争の歴史を、とことん深く、そして正しく、学んで欲しいと思います。


ナチスドイツが行ったことは

アメリカにおいて

黒人が多くなりすぎるから
そうなると白人が劣勢になるから、黒人を射殺する

そんな狂信的な殺人集団と、何ら変わらない、人種差別を煽る虐殺行為です。


現代に生きる者が背負うべきものは

「恨み」や「罪」ではなく、「未来の世界を平和にする責任」以外、何もありません。


  

仲間の一人が
プールに行ってきたそうです。

中に入ると

やはり、この暑さですので
ものの見事に満員御礼状態だったそうですが

一つだけ、気になることが・・・


それは
人、人、人、人、人、状態なのに

トイレは、がらがら、なんでこんなに空いているの？


ということは・・・あぅあぅ

それを考え出すと
プールの中に入るのが嫌になり

それからの時間は

美人の姉ちゃんウオッチングして、過ごしたそうです。


  

元東京大学教授
横田喜三郎の天皇退位論

もしこの本を
手にすることがあったら

よろしかったら、読んでみて下さい。


天皇陛下の戦争責任
それに対し、結論が出ていない時に

天皇陛下は、日本各地を巡幸されました。


天皇陛下のお顔を
目の前で拝見することができる

そのため、天皇陛下は、熱狂の中、迎えられました。


しかし、その様子を
冷静に見つめていた横田元東大教授は

その本の中で

過去の戦争最高責任者が
その責任を一切とろうともせず

国民もまた責任をとらせようとしなかった。

戦後お互いにあいまいのうちに
民主国家建設に向かって日本人は、突っ走ってきた。


「命乞いのために、マッカーサーにすりよった」

そう言わんばかりの発言に、私は衝撃を受けましたが

果たして本当に、これでよかったのか、私にはわかりません。